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1997 Fiscal Year Annual Research Report

現代日本における金融システムの転換と革新的経営財務戦略の研究

Research Project

Project/Area Number 09303003
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

松村 勝弘  立命館大学, 経営学部, 教授 (40066733)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 豊原 紀彦  関西学院大学, 経済学部, 助教授 (50197977)
荒井 正治  立命館大学, 理工学部, 教授 (20066715)
八村 廣三郎  立命館大学, 理工学部, 教授 (70124229)
荒川 宜三  立命館大学, 経営学部, 教授 (10278476)
平田 純一  立命館大学, 経済学部, 教授 (00143818)
Keywordsファイナンス / 株価 / マクロ経済 / 資本市場 / 金融市場 / 企業金融 / データベース / 財務分析
Research Abstract

本年度は,ファイナンスに関するデータの収集と個々のデータの特性を研究し,これらデータを総合して研究・教育を進めるための新たなソフトウェアを開発するためのコンセプト作りを行い,ソフトウェアを試作することを目論んだ。具体的には,開発されたソフトウェアからマクロ経済,株価データ,企業財務データを引き出して分析し,これらの相互関係を分析し研究をすすめ,これらの相互関連を明らかにする研究を行おうとした。実際に作業を始めていって,データを集め,これをスプレッド・シートに落とすプログラムの開発に手間取った。しかも,予定していたデータ,つまり日経ニーズや日本開発銀行の財務データだけではなお十分とはいえないとの結論に達し,年度途中より若干のデータの追加購入を決定した。日本証券経済研究所による投資収益率データなどがそれである。株価データについては,予算その他を勘案してその選定に手間取ったが,現在データ利用権を取得した段階で,これの活用は来年度に持ち越した。
本年度はデータをスプレッド・シートに落とし込むプログラムを試行的に開発し,これのテストランを行って,財務分析などに関してどの程度の研究教育活用ができるかのテストが中心となった。予定した全面的活用にまでは至らなかった。すなわちデータベース構築については,日経,開銀の財務データを取り出すプログラムの試作版が完成し,これをZIPで配布し,さらには別財源で購入した機器によりCD-ROMに焼き付けた試作版も一部完成しており,これらを活用して現在各教員でテストランを行っている。第一段階としての,金融市場,資本市場,企業金融の現状の正確な把握については,共同研究会を開いた。98年度に経済・経営両学部が,現在理工学部が立地している琵琶湖草津キャンパスへ移転し,3学部教員による共同の取り組みが容易になるのを見越して,各人の研究をまずは先行させた。現在は各人の研究とテストランの段階であるので,これらデータを活用した研究成果・教育実践成果は次年度以降を中心に発表していく。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 井澤裕司: "Managerial Objectives in Japanese Banking:A Test of the Expense Preference Hypothesis,(co-author:Y.Tsutsui)," Applied Financial Economics,. (1998)

  • [Publications] 井澤裕司: "Lending Relationships. Managerial Incentives. and Institutional Complementarity in Japanese Firms:An Empirical Analysis of Panel Data. 1982-1994,(co-authors:K.I toh and Y.Dohmyo)." Research Paper Series No.11. University of British Columbia.(1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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