1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09307031
|
Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
堀 智勝 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60010443)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹信 敦充 鳥取大学, 医学部, 助手 (40183454)
|
Keywords | てんかん / 外科治療 / マッピング / 言語野 / 運動野 / 感覚野 / AC-PCライン / アトラス |
Research Abstract |
1. 脳機能マッピングを併用した言語運動野グリオーマの手術(竹信敦充、堀智勝他) てんかんを主訴とする言語運動グリオーマに対して脳機マッピングを併用した手術をおこなった。硬膜下電極留置による脳機能のマッピングの後に、その結果に基づいて腫瘍を摘出するという2期的手術法は運動野および言語野近傍のグリオーマの手術で、機能温存のために有用と考えられ、代表的2例を提示し、マッピング方法の説明をおこなった。 グリオーマの外科、柴田尚武(編)、メディカ出版、大阪PP200〜PP208、1998 2.「eloqueut areaの脳腫瘍摘出術における脳機能マッピングの有用性」 東京女子医科大・脳外科、川崎浩遠、村垣善治、大野雅晴、山口浩司、伊関洋、堀智勝 eloqueut areaの脳室質内の腫瘍摘出にあたり神経脱落症状を出さずに摘出するためにプロポホールを用いて覚醒開頭術をおこない言語、運動機能のマッピングをおこなった。5例について、その結果と有用性を第1回ヒト機能マッピング研究会学術集会シンポジウムIIにおいて発表した。これら1.2.のデータはタレラックのAC-PC座標、ハブロットしマッピング結果の集録をおこなった。
|
Research Products
(8 results)
-
[Publications] 田中聡,堀智勝他: "グリオーマに対するRT-PCRを用いたindividual adjuvant therapy" Neuro-Oncology. 8(1). 53-58 (1998)
-
[Publications] 伊関洋,堀智勝他: "手術ナビゲーション技術の進歩" Ope Nursing. 14(1). 44-48 (1999)
-
[Publications] 堀智勝,高倉公朋,佐野圭司: "Spinal Nerve Tumers-clinical and operative experiences of 53 cases-" Spinal surgery. 12(3). 263-272 (1999)
-
[Publications] 堀智勝,近藤慎二他: "Retro labyrinthine presigmoid transpetrosal approach for selective subtemporal amygdalo hippo compectomy." Neurologia medico-chirurgica. 39(3). 214-225 (1999)
-
[Publications] 田中聡,堀智勝他: "Invitro inhibition of binding of tumor neurosis factor (TNF)-d by monoclonal antibody to TNF receptor on glioma cell and monocyte." Neurolegia medico-chirurgica. 38(12). 812-818 (1998)
-
[Publications] 高野加寿恵,堀智勝,桑山明夫: "アクロメガリーの治療" ホルモンと臨床. 46(8). 95-111 (1998)
-
[Publications] 竹信敦充,堀智勝 他: "グリオーマの外科(脳機能マッピングを併用した言語運動野グリオーマの手術" (柴田尚武編) メディカ出版, 200-208 (1998)
-
[Publications] 堀智勝: "脳神経外科の最先端(てんかんの外科治療)" 先端医療技術研究所(堀智勝,平孝臣,伊関洋編), 69-77 (1999)