1997 Fiscal Year Annual Research Report
Secretory Component Disruptedマウスの作成と解析
Project/Area Number |
09357016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
茂呂 周 日本大学, 歯学部, 教授 (50059531)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
甲斐 藏 日本大学, 生物資源科学部, 助教授 (90115543)
佐藤 嘉兵 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (20059778)
竹之内 信子 日本大学, 歯学部, 助手 (50246914)
浅野 正岳 日本大学, 歯学部, 助手 (10231896)
岩瀬 孝志 日本大学, 歯学部, 講師 (80125046)
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Keywords | Secretory Component / Disrupted mice / ES cell / TT2 / neomycine / PCR法 / Southern blotting法 / キメラマウス |
Research Abstract |
すでに作製したexon5にneomycine resistance geneを導入したtargetting geneをES cellであるTT2にelectroporation法を用いてtransfectionし、150μg/mlのgenetecineを用いて約一週間選択した結果、TT2で約30個のコロニーが得られた。これらからgenomic DNAを通法によりproteinease Kおよびエタノール沈殿法により精製し、PCR法およびSouthern blotting法でES cellがhomologous recombinationを起しているか否かを確認した。 その結果、TT2にtransfectして得られたコロニーから2個のhomologous recombinationを示すコロニーを得た。 この2個のコロニーを用いてICRマウスから得た8細胞期胚にサンドイッチ法で融合させ、仮親にもどし、キメラマウスの作製を試みた。その結果、7匹のTT2由来の全身agoutiのキメラマウスが得られた。その遺伝形質について血液および尾からgenomic DNAを精製しPCR法およびSouthern blotting法で解析を行っているが、現在、PCR法でキメラマウスと考えられる所見が得られている。しかし、得られたキメラマウスは交配が困難であり、ICRマウスを用いてもどし交配を行っている。
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