1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09410044
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
板倉 達文 名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 教授 (10139389)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
涌田 幸宏 名古屋大学, 大学院・人間情報学研究科, 助教授 (30255020)
河村 則行 名古屋大学, 情報文化学部, 講師 (30234131)
黒田 由彦 名古屋大学, 情報文化学部, 助教授 (30170137)
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Keywords | 情報源 / 対外公開性 / 対内公開性 / 合意調達様式 / 危機管理 / 情報センター機能 / 環境対応 / 営利祭則 |
Research Abstract |
本研究は、情報化過程の類型と展開にかんするものであるが、今年度(平成9年度)においては、10年度、11年度におけるより詳細な研究のための準備として以下のような作業を行った。 1.主として首都圏および名古屋圏における企業及び官庁・行政体においてどのような形で情報化が進行しているか、を調べるために数十の対象から聞き取りを行った。その際聞き取りの項目として例えば情報センターの機能の特化はあるか、データ重視かアイディア重視か、民主主義の原則に拘束される度合いはどの程度か、権威による情報規制か機能的理由による情報規制か、情報非公開の理由、対外情報公開制か対内情報公開制か、立地地点における住民との関係をどうとらえているか、等々を取り上げた。 2.製造業、サービス業、保険業、国家省庁、教育法人、宗教法人、政党、等々についての専門家を講師に招き、そうした分野における情報収集、管理等の特徴についてレクチャーを受け、分野別の情報に対する対し方の差異を析出すべくディスカッションし、来年度の調査研究のための足がかりとした。 3.現在16種の団体、組織、ネットワークについて情報類型を整理しているところであるが、今のところ必ずしも類型が明瞭には浮かび上がってこないところもあり、類型の析出のための枠組みを再考する必要があると考えて、共同研究者と検討中である。
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