1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09410070
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
折出 健二 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20109367)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
照本 祥敬 琉球大学, 教育学部, 助教授 (10227530)
鈴木 庸裕 福島大学, 教育学部, 助教授 (70226538)
片岡 洋子 千葉大学, 教育学部, 助教授 (80226018)
浅野 誠 中京大学, 教養部, 教授 (20044951)
河内 徳子 大東文化大学, 文学部, 教授 (10129934)
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Keywords | 抑圧・排除としてのいじめ / いじめの対処と指導 / 全校的ないじめ対策 / アクティヴィティ / カナダ・トロント市のいじめ対策 |
Research Abstract |
1 いじめ概念の検討:いじめに関する文献・資料を収集し(乾)、いじめ概念の検討をおこなった結果、学校の社会的・文化的・制度的構造による他者攻撃と異質排除がいじめ認識で重要だわかった。 2 いじめ対処・指導の事例収集と参観:いじめの対処と指導の事例考察のために、各地で学校あるいは学級レベルで実践協力を依頼し、以下の学校で協力を得られることが内定し、括弧内に記した者が適宜訪問し、事例の参観と実践的協議をおこなってきた。 沖縄県那覇市立高良小学校(浅野・照本・楠) 神奈川県横浜市立錦台中学校(河内・藤本・折出) 東京都町田市立成瀬台中学校(片岡) 滋賀県大津市立打出中学校(折出) 私立聖霊中・高等学校(愛知:浅野) このうち高良小学校および聖霊中・高等学校では、いじめ克服や対立解決の生徒活動(アクティヴィティ)第一次試案を実施する見込みである。教職員による積極的協力が見込まれる。福島・埼玉・東京・千葉・神奈川・愛知では有志の教師の協力も得られ、上記試案作成に参加してもらった。3 地域における連携の開発:鈴木・沼口・杉田は福島を中心に、教育委員会・学校・教育実践総合センターをつなぐいじめ対処の開発ネットワークづくりを試みている。国際的視野からの考察:10年3月、折出と浅野がカナダのトロント大学D.セルビー、G.パイク両教授を訪ね、いじめ問題についてのレビューを受けた。トロントのパブリックスクール3校、ハイスクール2校、及びスカ-バラ市現職者再教育センターも訪問した。これを基に、次年度の活動プログラム試案を検討している。
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Research Products
(2 results)