1999 Fiscal Year Annual Research Report
宮座におけるカミ観念の比較研究-地域的特質と歴史的展開-
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09410089
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| Research Institution | National Museum of Japanese History |
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Principal Investigator |
上野 和男 国立歴史民俗博物館, 民俗研究部, 教授 (80062008)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 裕之 千葉大学, 文学部, 助教授 (70208461)
福原 敏男 国立歴史民俗博物館, 民俗研究部, 助教授 (20156805)
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| Keywords | 宮座 / 神観念 / 祭礼 / 村落 / 民俗芸能 / 当尾制 |
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| Research Abstract |
1.文献の収集と文献目録の作成
これまでの日本の宮座祭祀にかかわる日本民俗学、宗教学、社会人類学、社会学などの文献をコピーによって収集した。このうち滋賀県・奈良県・福井県・大分県関係の文献について文献目録を作成した。
2.現地調査による資料の収集--平成11年度は主に以下の地域で現地調査を実施した。
(1)青森県八戸市および弘前市における神社祭祀の調査
(2)福井県小浜市野代における民俗芸能の調査
(3)奈良県室生村の宮座祭祀
(4)滋賀県野洲町の宮座祭祀
(5)滋賀県湖北町尾上のおこないの調査
(6)広島県口和町の神社祭祀の調査
(7)佐賀県佐賀市の白髭神社の民俗芸能の調査
(8)長崎市西山町の「長崎くんち」の文献調査
3.『奈良県風俗誌』と『肥後和男宮座調査資料』から、主として滋賀県、奈良県の宮座祭祀を中心に資料整理にあたった。とくに『肥後和男宮座調査資料』にある奈良県、滋賀県などの昭和初期の宮座について、現在の宮座との比較分析を実施した。
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