1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09430028
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Research Institution | Kobe University of Commerce |
Principal Investigator |
野村 健太郎 神戸商科大学, 商経学部, 教授 (00047474)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平松 一夫 関西学院大学, 商学部, 教授 (40098364)
郡司 健 大阪学院大学, 経営科学部, 教授 (30113145)
花堂 靖仁 國學院大學, 経済学部, 教授 (30052161)
斎藤 昭雄 成城大学, 経済学部, 教授 (60054508)
中田 信正 桃山学院大学, 経営学部, 教授 (10067837)
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Keywords | 日本版ビッグバン / 連結会計基準 / 国際会計基準(IAS) / EC会社法指令第7号 / FASB / 連結キャッシュ・フロー計算書 / 連結納税制度 / 税効果会計 |
Research Abstract |
今日、連結会計基準の国際的調和の課題は、わが国の金融制度改革、2001年「日本版ビックバン」の完全実施を控えて一層重要緊要な課題となっている。そこでは、企業経営の実態開示を推進するため、企業ないし企業集団の情報の透明性を向上する必要があるからである。第1年度研究では、国際会計基準委員会のIASの意義、問題点の追求、EU会社法指令第7号での連結基準の検討、IASとわが国の新連結財務諸表原則との関連性の研究などを進めてきたが、本年度研究では、アメリカ基準(FASB基準)とIASとの調和化の研究を進める一方で、我が国企業がどのように連結経営を推進してきたかにつき、代表的企業へ面接調査、ヒアリングによる実態調査を行った。また、連結会計をめぐる個別問題として税効果会計、連結納税制度、連結キャッシュ・フロー計算書の内容、セグメント別報告の意義、などについて真剣にとり組み、これらが国際的調和といかに関連し、達成されているかについても深い検討を行った。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 野村 健太郎: "日本版ビッグバンとセグメント情報の役割" 商大論集. 49・6. 65-77 (1998)
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[Publications] 野村 健太郎: "日本版ビッグバンと連結会計情報" 税経セミナー. 43・6. 4-9 (1998)
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[Publications] 野村 健太郎: "連結優位は劇薬か" 税経通信. 53・9. 17-24 (1998)
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[Publications] 野村 健太郎: "連結財務諸表の知識" 日本経済新聞社, 189 (1998)