1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09460110
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Research Institution | TOTTORI UNIVERSITY |
Principal Investigator |
吉田 勲 鳥取大学, 農学部, 教授 (40038237)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猪迫 耕二 鳥取大学, 農学部, 助教授 (60243383)
長谷川 鉱一 鳥取大学, 農学部, 助教授 (10039331)
七条 喜一郎 鳥取大学, 農学部, 助教授 (50032298)
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Keywords | 水質浄化 / アオコ / 放魚 / 養魚 / pH / 塩分 / 溶存酸素 |
Research Abstract |
本年度は当研究の最終年度にあたるが、過去2年の研究を継続するだけでなく、さらに新しい試みをも行った。 吉田・猪迫・七条は湖山池の最深部に観測橋を組み、その最先端部に溶存酸素計、電気伝導計を深さ5.5mに設置し、2時間間隔で継続的に記録した。その結果、深さ4.5m以深では、秋、冬期においても貧酸素領域が出現することが分かった。水温の上がる春や夏には貧酸素領域はもっと浅い位置でも観測されることが推測される。また湖山池に流れ込む長柄川、湖山池および湖山池から流れ出る湖山川における揮発性有機物を測定したところ、長柄川、湖山池では比較的少ないものの、湖山川では多くの揮発性有機物が認められた。このことから、住宅地から湖山川に揮発性有機物が流れ出ていることが割った。 七条は昨年同様に,湖山漁協にある三個の養魚施設において、フナを掛け合わせ、孵化させ、稚魚を育てた。稚魚の放流は鳥取大学付属小学校の生徒に手伝って頂いた。 長谷川は昨年同様、湖山池内外の塩分調査を継続した。 これらの研究成果を2編の論文にまとめ、タイで開催された国際会議で発表した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 吉田勲: "バングラデシュの灌漑管理と水質改善"平成11年度水資源セミナー講演集 京都大学防災研究所. 11K-9. 73-79 (1999)
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[Publications] Sitizyou,Yoshida and Inosako: "Relationship Between Raising of Fish and Water Quality"Civil and Environmental Engineering Conference Bangkok. PART I. 87-92 (1999)
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[Publications] Yoshida and Inosako: "Protection of Water Quality and Farming Pattern in San"Civil and Environmental Engineering Conference Bangkok. PART I. 93-102 (1999)
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[Publications] Hasegawa,Sitizyou,Yoshida and Inosako: "Study of Ecology and Water Purification of Lake Koyama"Civil and Environmental Engineering Conference Bangkok. PART I. 111-116 (1999)
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[Publications] 福井真一、吉田勲: "土地改良区における現状と課題-中山間地の小規模土地改良区の例-"農村計画学会誌. 第18巻別冊. 157-162 (1999)
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[Publications] 猪迫耕二、吉田勲、吉村香織: "集排汚泥に由来する再生有機質肥料の施用が水田排出の水質及び物質収支に与える影響"農村計画学会誌. 第18巻別冊. 157-162 (1999)