1998 Fiscal Year Annual Research Report
非線形干渉性コンプトン散乱による極短波長・高輝度・単色光の発生とその応用
Project/Area Number |
09480104
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Research Institution | Institute for Laser Technology |
Principal Investigator |
今崎 一夫 (財)レーザー技術総合研究所, レーザープロセス研究チーム, 主任研究員 (40115994)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
車 信一郎 (財)レーザー技術総合研究所, 理論・シミュレーショングループ, 副主任研究員 (90201475)
藤田 雅之 (財)レーザー技術総合研究所, レーザー環境応用計測研究チーム, 主任研究員 (30260178)
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Keywords | コンプトン散乱 / トムソン散乱 / 可干渉性 / 極短波長 |
Research Abstract |
非線形コンプトン散乱の理論的解明 特にレーザー光強度が強くなれば、非線形トムソ散乱・コンプトン散乱がおこる。レーザーウィグラー効果を考 えた非線形コンプトン散乱の理論的説明を行った。 ・パルスレーザー重畳実験 レーザーパルス光をスーパーキャビティで重畳し、レーザー光のピーク強度を向上させることを試みた。これにより、重畳分(〜10^4)だけレーザー光強度があがったことを散乱光の計測により確認した。 ・非線形コシプトン散乱実験 同明した加速器とパルスレーザー光との衝突による非線形コンプトン散乱実験を行う。特にパルスレーザーを蓄積し、ピーク強度を強め相互作用を行うことにより、非線形性を強めることが可能であり、この点を中心に実験を行う。また、電子ビームとレーザー光との入射角に対する高次成分の発生率の変化を調べ、理論と比較した。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 文 雅司: "コンプトン散乱による高平均出力γ線源の開発" レーザー研究. 26・9. 696-699 (1998)
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[Publications] 文 雅司: "光蓄積装置としてのスーパーキャビティの研究" 日本赤外線学会誌. 8・2. 54-60 (1998)
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[Publications] P.K.Roy: "Experimental Study on Electron Beam Enegy Recovery System" Jpn.J.Appl.Phys.38・1A. 279-285 (1999)
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[Publications] 今崎 一夫: "レーザー光子・電子散乱による高エネルギー放射光とその利用" レーザー研究. 27・1. 14-19 (1999)