1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09555082
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
山田 泰弘 福井大学, 工学部, 助教授 (40220412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田辺 郁男 長岡技術科学大学, 工作センター, 助教授 (30155189)
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Keywords | Assembly / Assembly Sequence |
Research Abstract |
1. バーチャルアセンブリシステムの構築 部品,部品配置装置,組立品配置装置,組立装置,搬送ロボット及びそれらの作業領域から構成される組立システムについて,その3次元モデルを3次元グラフィックスライブラリOpenGLを用いて作成し,更に,同モデルの知的組立支援機能をC++言語を用いて開発して,目的とするバーチャルアセンブリシステムの原形を構築した.これを用いたビジュアルシュミレーションによって,複数の搬送ロボットの行動パターンの生成と組立方式との関係を検討した結果,本システムにより実システムの構築前段階における性能評価が可能であることを確認した. 2. 知的組立支援機能のセルフチューニング方式の確立 ロット単位で組立対象部品の組合せを決定し,組立規格に適合しない部品は寸法を微細加工で修正した後に組み立てる加工・組立方式について,組立数最大化,組立品の品質最適化,修正加工量最小化となるような部品の組合せ最適化方式を提案した.提案方式について,全部品対象の組合せ最適化と不合格部品を修正加工する組合せ最適化とを併用する方法と,全部品対象の組合せ最適化時点で部品の修正加工を考慮した組合せ最適化を行う方法とを性能比較した.後者は前者よりも,高い組立数が得られ,特に,修正加工量はロットサイズによって1/2から1/3にまで低減できる顕著な効果が得られることを明らかにした.
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Research Products
(1 results)