1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09555116
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Research Institution | NAGOYA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
谷本 正幸 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30109293)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 喜一 株式会社富士通研究所, メディア処理研究部・部長, 研究員
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Keywords | 多次元構造情報 / 仮想3次元空間 / 情報の可視化 / 情報の編集 / 関連度 / ニュース・オン・デマンド / マルチメディア |
Research Abstract |
多種のメディアを含む情報オブジェクトの集合として構成される多次元構造情報について,その情報オブジェクト間の結合構造を仮想空間内で可視化し,更に,構造を編集できるシステムを開発した.また,必要な情報へ効率良くアクセス・検索できること,及び,ユーザが望む構造に容易に再構成できることの観点からこのシステムを評価した. ここでは情報オブジェクトの例としてテレビニュース番組を用いて,それに含まれる各ニュースのテロップ,音声,画像を構成要素とした.なお,ここではこれらの構成要素は既に分離・抽出されていることを前提としている. 1. 異なるニュースについて,そのテロップ間,或は,音声内容間の関連度を評価する手法を開発した.ここでは,テロップ文,及び,音声内容をテキスト化したものから名詞を取り出し,異なるテロップ間,或は,音声間で一致する名詞の数に基づいて関連度を定義した. 2. 各ニュース間の関連度を基にその日のニュース群,或は,その日のニュースに関連の深いニュース群を仮想3次元空間内に立体オブジェクトとして配置し,更に,それらの間の関連度に応じてリンクを張って表示する方式を開発した.本方式では3次元空間の各軸は時間(ニュース番号)を表しており,また,ニュース間の関連度の大小はリンクの太さで表現している. 3. 空間内で立体オブジェクトを操作して所望の構造を持った多次元構造情報を作成するためのインタフェース及びアルゴリズムを開発した. 以上の要素技術を基に,多次元構造情報を可視化・編集するシステムをワークステーション上に実装し,評価を行った.対象をニュースとした場合には,本システムを用いて効率的でユーザ・フレンドリーなニュース・オン・デマンドを行えることを確認した.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 田路 文平: "多次元構造情報の可視化編集システムの検討" 電気学会東海支部若手セミナー. (1998)
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[Publications] 水野 高志: "直線的連続手振り動作の認識" 電子情報通信学会1998年情報・システムサイエティ大会講演論文集. D-12. 277 (1998)
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[Publications] Masayuki Tanimoto: "Editing of Multimedia Contents in Virtual Space" Electronic Imaging & the Visual Arts'99-Flolence-. (1999)