1999 Fiscal Year Annual Research Report
三次元脳機能マッピングを用いた脳神経外科手術シミュレーションおよびナビゲーション
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09557116
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Research Institution | Toyama Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
遠藤 俊郎 富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (70125269)
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Keywords | ナビゲーション / シミュレーション / 機能マッピング / コンピュータ グラフィック / 定位 / 頭蓋底手術 |
Research Abstract |
1,本年度はMRIとCT画像の統合処理システムを実用化し,特に頭蓋底病変について統合画像上で手術シミュレーションおよび手術ナビゲーションを行ってきた.この結果,本画像を用いて手術ナビゲーションを行うことにより,頭蓋底病変への到達,処置が確実に行われた.この研究成果はNeurological Research誌に掲載予定である. 2,ナビゲーション装置は,先端をバイオネット形状にし,カウンターバランス機構を設けたことにより操作性が向上し,術中ナビゲーションを円滑に行うことができた. 3,最近脳神経外科手術においては,顕微鏡術野では観察できない骨や脳神経組織等による死角を十分に観察する目的で,内視鏡が併用されてきている.(内視鏡支援頭蓋底手術).本ナビゲーション装置の先端に内視鏡を取り付け,内視鏡先端の位置をモニターしながら手術を行う内視鏡支援手術装置を作成し,特に頭蓋底手術への応用を検討した.4,さらに,本ナビゲーション装置を手術用顕微鏡に接続することにより,ナビゲーション顕微鏡システムを構築し,位置検出精度に関する検討を行ったが誤差が大きく,臨床応用を行うには至らなかった.今後も改良を加えて検討を行う予定である.
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Research Products
(1 results)