1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09594001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡本 和夫 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40011720)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 俊丈 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (80144111)
桂 利行 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40108444)
薩摩 順吉 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70093242)
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Keywords | パンルヴェ方程式 / 完全積分可能系 / 離散パンルヴェ方程式 / 位相的場の理論 / 可解格子模型 / ソリトンカルオートマトン / 超離散系 / 双一次型式 |
Research Abstract |
本研究の課題目的は,パンルヴェ方程式に関する数学,数理物理学,工学の広い立場からの研究を押し進めるための我が国における研究センターを構築するために,特定領域研究(重点領域研究)の領域申請を目指して企画調査を行うことである。 そのために,研究代表者は研究分担者を中心として,第一に研究の現状と将来性を把握すること,第二に特定領域研究の領域申請を具体的に行うための準備を進めること,の目的で,本年度6月14日,及び8月5日の二回にわたり,東京大学において会合を開催した。その結果,本年度12月14日から17日の4日間,熊本大学において関連する各方面の研究者が可能な限り一同に会して研究の現状を明らかにするための会議を開催することとした。この決定に基づき,各研究分担者は多方面との連絡調整をおこない,その結果をもとに,上記熊本大学における会議を予定通り実行した。但し,この会合では,最新の研究発表を行うことではなく,研究の現状と将来性について紹介し,それらについて共通の理解を得ることを目的にした。 その結果,本研究課題を特定領域研究に領域申請することは重要であり,早急に進めることが確認されたが,完全を期すため,1998年度の申請を目指して準備を続けることとした。 また, 研究代表者は本研究課題の海外における状況を調査するため,研究分担者の一人とともに,この分野の研究がもっとも盛んであるフランスにおいて調査を行った。これらの成果は,特定領域研究の領域申請にまとめて生かされるべきものである。
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