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1998 Fiscal Year Annual Research Report

危機事態における児童・生徒の「相談行動」生起の規定因に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09610121
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

石井 眞治  広島大学, 学校教育学部, 教授 (60112158)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 神山 貴弥  広島大学, 学校教育学部, 助教授 (00263658)
井上 弥  広島大学, 学校教育学部, 助教授 (10201336)
高橋 超  広島大学, 学校教育学部, 教授 (80033554)
Keywords危機事態 / 相談行動 / 対処行動
Research Abstract

平成10年度は、I.中学生が求める相談者像に関する調査研究、II.相談行動の生起促進に関する2研究を実施した。
1. 中学生が求める相談者像:中学生171人を対象に、危機事態になった際、どのような特性を有しているかについての質問票を作成し、調査した。主な結果は次のとおりである。
(1)男女とも、同性の相談者を求めている。(2)男女とも、年長者を求めているが、自分との年齢差ができるだけ小さい相談者を求めている。また、この傾向は年齢が大きくなるにつれて顕著となる。(4)学校生活に満足を抱いている中学生ほど、担任の教師を好ましいと思っているし、相談相手としても担任教師を考えている。一方、学校生活に不満を抱いている生徒は担任よりは養護教諭を相談者として考えている。(5)相談行動の生起を規定しているのは、「話を聞いてくれるか否か」、「自分のことを理解してくれるか否か」といった個人属性や理解力によることが判明した。
II. 相談行動の生起促進に関する研究:中学生240人、小学生480人を対象に、相談者がいない事態から、相談者の導入、伝達を行い。その認知により、相談への態度が変容す態度の変容が少ないことが判明した。従って、生起も少ないことがわかった。

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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