1999 Fiscal Year Annual Research Report
過疎化のシステム・ダイナミック・モデルの構築とその展開
Project/Area Number |
09610195
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Research Institution | Hokkaido Tokai University |
Principal Investigator |
原 俊彦 北海道東海大学, 国際文化学部, 教授 (00208654)
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Keywords | 過疎 / 人口移動 / 地域人口 / シュミレーション / システム・ダイナミクス / 地域福祉 / 高齢化 / 少子化 |
Research Abstract |
今年度は、本研究の最終年度にあたるため、これまでの作業を総合化し、北海道の過疎地域の長期的解析を行い、各典型例にあわせたシュミレーション・モデルを開発、地理情報システム(GIS)を用いて、その結果をまとめる作業を行った。 このため、まずプロトタイプ・モデルについては、その開発によって得られた知見をもとに、今後30年の変化を想定した「過疎化対策の可能性とその効果」を検討するためのシュミレーションを行い、その結果を論文化した。この成果については、平成12年6月の第52回日本人口学会で発表することが決まっている。また、昨年から着手した、市町村レベルだけではなく、北海道全体の長期の時系列変化を解明する作業については、これを継続し、北海道地域において過疎化が始まった、1960-65年頃からの状況の分析を行なうとともに、その当時の地域状況を分類し、典型例を抽出、これに合わせた実証モデルの開発を行った。 なお、昨年、第51回日本人口学会で行った「人口減少社会のフロンティアー北海道の特性と可能性」については論文化し、『統計』2000-3月号に発表した。
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Research Products
(2 results)