1999 Fiscal Year Annual Research Report
多文化および国際場面に対応するソーシャルワーク実践技術モデルの開発に関する研究
Project/Area Number |
09610204
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
木村 真理子 東海大学, 健康科学部, 助教授 (00266462)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米山 奈奈子 東海大学, 健康科学部, 講師 (20276877)
吉田 恭子 愛知県立大学, 文学部, 講師 (30315866)
石河 久美子 日本福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (30298559)
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Keywords | 異文化ソーシャルワーク / 国際社会福祉 / クロスカルチュラルソーシャルワーク / 文化的繊細さ |
Research Abstract |
昨年度、収集したデータを以下のガイドラインに沿って類型化した。具体的には、児童、女性、家族、医療ソーシャルワーク、および精神保健等の領域で、異文化と接点を持って働いているソーシャルワーカーに対して実施したインタビューデータをもとに以下の過程で研究を実施した。設定したガイドラインにそって収集したデータを、1999年度はソーシャルワーク実践の技術、価値、特徴や資質にしたがって分類し、異文化ソーシャルワークのいくつかのパターンをミクロおよびマクロ領域で類型化を試みた。具体的には、以下の順序で研究をすすめた。 1)ガイドラインに沿って収集したデータを、ソーシャルワークの枠組みに沿って分類し、分類したデータより、主たるテーマを抽出した。 2)抽出したテーマに基づき、異文化間のソーシャルワークの枠組みを作り、これまでソーシャルワークの先行研究(主として欧米のソーシャルワークの文献)で報告されている枠組みと日本の異文化ソーシャルワークの枠組みを比較検討した。 3)先行研究と日本の異文化ソーシャルワークの枠組みの比較検討に基づき、日本における異文化ソーシャルワークの実践に関するモデルを提示した。 3)これまでに主として欧米で報告されている異文化間のソーシャルワークの実践に関するカリキュラムを参考にしつつ、日本における異文化ソーシャルワークの学習に寄与する教材開発に関する提言を行った。
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