1999 Fiscal Year Annual Research Report
「情報化」の進展に伴う家族の「個別化」と新しい関係の契機に関する実証研究
Project/Area Number |
09610220
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Research Institution | KURE UNIVERSITY |
Principal Investigator |
礒田 朋子 呉大学, 社会情報学部, 助教授 (90193391)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 道代 大手前女子短期大学, 助教授 (00219023)
清水 新二 国立精神・神経センター, 精神保健研究所・システム開発室, 室長 (40113493)
香月 保彦 呉大学, 社会情報学部, 助教授 (70279090)
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Keywords | 私事化 / 個別化 / 情報化 / real nameでの関係 / nicknameでの関係 / anonymousでの関係 |
Research Abstract |
1 これまでの成果を踏まえて、下記の要領で調査を実施した。 方法:自計式質問紙法 配布回収:郵送 回収数(率):1190(49.0%) 2調査結果から以下の点を確認した。 *コンピュータがかなり浸透していること。 *但し、その浸透度には、なお、年齢、性別、学歴、職業等による差があること *文字コミュニケーションは、コンピュータによって促進される要素を持つものの、もともとそうした素地のあるところのことであり、コンピュータの普及によって生まれるものではないこと。 *私事化・個別化の進行がみられること *但し、その進行にも、年齢、性別等による差があること *私事化・個別化と文字コミュニケーションの関係が一部に見られること。 3調査結果およびその考察を報告書にまとめた。
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