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1998 Fiscal Year Annual Research Report

高度情報化社会における新しい子育てネットワーク形成に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 09610300
Research InstitutionNational Women's Education Center

Principal Investigator

中野 洋恵  国立婦人教育会館, 事業課, 主任研究官 (60155786)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中澤 智恵  東京学芸大学, 教育学部, 助手 (00272625)
中山 実  東京工学大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
伊藤 眞知子  国立婦人教育会館, 事業課, 研究員 (00280511)
Keywords育児 / 育児情報 / 育児不安 / 夫の家事、育児 / 子育て意識 / 子育てサークル / 母性神話 / メディア
Research Abstract

今年度は2年計画の2年次として、情報の受け手である子どもを持つ母親がどのように考えているのかを明らかにするために、子どもを持つ母親を対象に子育てに関する生活実態と意識に関するアンヶート調査を実施した。調査対象者:1歳未満の子どもを持つ母親 調査時期 :平成10年10月〜12月調査方法 :東京都、埼玉県の保健所、保健センターに乳児検診に来た母親に調査票配布、郵送による囲収配布数2700 回収数1075 回収率39,8%
得られた知見:(1)子育てについては「周囲の意見や情報に流されず自分の育児をしたい」と考える母親が多く、子育ての自分らしさ、わが家らしさが志向されている傾向が見られる。が一方で、「いろいろな情報があり、どれが正しいか迷うことがある」も多く、必ずしも自分の育児に自信を持っているわけではない。
(2) 子どもを連れて家族で外出する事は多く、「よく」「ときどき」を合わせると9割を超える。子どもを預けて夫婦だけでの外出は「全くしない」が半数を超える。
(3) 母親がつきあっているのは親族が最も多い。具体的に子どもを預けたり、家事、育児を手伝ってもらったりするのは、親族の中でも母親自身の親きょうだいが6割を超える。
(4) 子育てに関わる情報のうち最も必要とされているものは、子どもの身体に関するものであり、次が遊び場・おでかけ情報である。また、職業を持っている母親、高学歴の母親ほど自分自身にとっての情報を必要としている。
(5) 利用されているメディアはテレビが最も多く、雑誌、市や町の広報と続く。インターネット利用は15%である。利用したいメディアとには、テレビとともに市や町の広報が挙げられており、公的な情報が期待されている。

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Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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