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1998 Fiscal Year Annual Research Report

東南アジア諸国をめぐる中国「朝貢貿易」の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 09610374
Research InstitutionTokyo National Museum

Principal Investigator

大隅 晶子  東京国立博物館, 資料部情報調査研究室, 室長 (60176881)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鈴木 立子  愛知大学, 文学部, 助教授 (80132778)
Keywords朝貢 / 東南アジア / 南海 / 諸蕃志 / 星槎勝覧 / 瀛涯勝覧 / 島夷志略 / 遺跡
Research Abstract

昨年度、宋代に刊行された『諸蕃志』を共同で読みながら39個の関連項目を採取したのに引き続き、今年度は元代刊行の『島夷志略』、明代刊行の『瀛涯勝覧』ならびに『星槎勝覧』の三地志のデータベース化を図ることにした。『星槎勝覧』に関しては共同で読みながら採取し、『諸蕃志』について定めた項目に従って採取してゆき、結果として項目の見直しを行い総計46項目となった。46項目に従って『諸蕃志』も再び共同せ採取したため、『島夷志略』は鈴木が、『瀛涯勝覧』は大隅が独自に担当することにし、4種の地志の入力を行った。データベースソフトはマイクロソフトACCESSを使用した。研究者の利用に供するため、豊岡賢治二氏に検索システムを依頼し、報告書にフロッピーディスクを付した。画像で入力したテキストにはインターネットを利用して直接アクセスしてもらうことにした。
一方、東南アジアの遺跡に関するデータベースに関しては、引き続き横倉雅幸氏の協力を仰ぎ、タイの中国関連遺跡を発掘報告書等から記載し、増強した。使用データベースソフトは上記データベースと同じくマイクロソフトACCESSである。このデータベースもフロッピーディスクに落として報告書に添付した。
二種類のデータベースを機能的に結び付けるにはまだ到っておらず、今回は各々の関心から独自のデータベースをよりよくすることで精いっぱいであったが、今後も各データベースの拡大は行うので、将来的には何らかの方法で関係づけを行いたい。

Research Products

(3 results)

All Other

All Publications

  • [Publications] 大隅晶子: "コロンボ国立博物館所蔵の「鄭和碑文」について" MUSEUM. No.551. 53-72 (1997)

  • [Publications] 大隅晶子: "『瀛涯勝覧』に見られる15世紀の南海諸国と中国" MUSEUM. No.556. 55-78 (1998)

  • [Publications] 大隅晶子: "『瀛涯勝覧』に見られる15世紀の南海諸国" MUSEUM. No.559. (1999)

URL: 

Published: 1999-12-10   Modified: 2016-04-21  

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