1997 Fiscal Year Annual Research Report
少人数での辞書編纂のための支援システムの研究-日本・ブルガリア語の活用・学習辞書編纂を例にして-
Project/Area Number |
09610536
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
本田 道夫 香川大学, 経済学部, 教授 (70109148)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 勇 香川大学, 経済学部, 教授 (90036020)
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Keywords | 辞書編纂支援システム / ブルガリア語 / 満州語 |
Research Abstract |
・比較的簡単な構造でよいとのことから、日本・ブルガリア語辞書の前に、まず、満州語・日本語辞書作成のためのシステムのMS-DOSベース(ただし、Windows 95のDOS窓でも利用可)の第1バ-ジョンを作成した。このシステムは、満州語、英文字による表記、対応する中国語およびその読み、対応する日本語およびその読みのフィールドからなり、1満州語に1画面を用いるものである。このシステムの利用経験をもとに、改良を加えるとともに、ブルガリア・日本語辞書を含む、一般的な辞書作成システムについての考察を行う。 ・なお、満州語に関しては、本研究以前に、満州文字を扱えるシステムを作成していたが、そのシステムではキーボードに満州文字を割り当てて入力する方式であったので、実際には入力が煩雑であった。そこで、本研究では、対話的ではあるが文節レベルで英文字表記を満州文字に変換するための機能追加をおこなった。 ・現在のパソコン環境から、一般的な辞書作成支援システムとしてはWindows 95ベースのシステムとすべきであり、そのためには満州文字やブルガリア文字(スラブ文字)などをTrue Type文字として作成し、今後作成するエディタやデータベースで扱えること、さらには作成したデータベースから出版に耐えられる印刷品質のものとして出力できることなどが必要であり、そのための調査・検討を行った。 ・その結果、True Typeフォントの定義、それを扱えるエディタとデータベースソフトの作成、印刷をできればTexを用いて行うなどの見通しがついた。 一方、ブルガリア・日本語の辞書作成のための資料についてもOCRなどを用いての例文収集を行っている。
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