1997 Fiscal Year Annual Research Report
作用素環における非可換不等式の数式処理を用いた研究
Project/Area Number |
09640167
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
久保 文夫 富山大学, 理学部, 教授 (90101188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
幸山 直人 富山大学, 理学部, 助手 (10293284)
水野 透 富山大学, 理学部, 講師 (10018997)
鈴木 正昭 富山大学, 理学部, 教授 (10037236)
風巻 紀彦 富山大学, 理学部, 教授 (50004396)
吉田 範夫 富山大学, 理学部, 教授 (80033934)
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Keywords | 作用素 / 非可換不等式 / 数式処理 / Webページ / cgiシステム / 自動投稿システム / Operator Trivia |
Research Abstract |
上記表題のもとで,共同研究者をはじめ,和田州平氏(国立・木更津工業高等専門学校)の協力により,作用素環論に於ける線形作用素の非可換な不等式の基礎となる幾つかの関係式を得た.また,cgiシステムによる作用素論のWebページを開設し,自動投稿システムとして運用を開始した.このWebページは試験段階に於いては英文のみで運用していたが,日本語環境の整備に伴い,日本語でも投稿規定や投稿フォーマットを閲覧出来る様に設定を改良して来た.トップ・ページは http://polya.sci.toyama-u.ac.jp/index.html.及び http://polya.sci.toyama-u.ac.jp/indexJ.html に夫々英文,邦文を配し,投稿フォーマットページは http://polya.sci.toyama-u.ac.jp/welcom2.html.及び http://polya.sci.toyama-u.ac.jp/welcom3.htmlに夫々英文,邦文を配してある.投稿された結果を集めたページは表題を Operator Trivia と称しこちらはhttp://polya.sci.toyama-u.ac.jp/states.htmlに英文のみで運用している.エディタ-は研究代表者の久保文夫及び和田州平(国立・木更津工業高等専門学校)の2名である.平成10年3月10日現在で投稿は3件で,「擬自己共軛作用素は自己共軛作用素である」,「羃等且つ縮小的作用素は射影作用素である」,等の命題と証明およびその文献に関する記事を掲載している.サーバーとなっているpolya.sci.toyama-u.ac.jpの不安定性から,運用がスムーズでない点を次年度に改良し,投稿者の勧誘にも努める必要がある.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] N. Yoshida: "Zeros of solutions of hyperbolic aquations with functional argumonts" AMS/IP Slud. Adv. Math. 3,. 3. 613-617 (1997)
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[Publications] S. Tanaka and N. Yoshida: "Oscillations of solutions to parabollic equations with deviating argument" Tamkang J. Math.28. 169-181 (1997)
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[Publications] N. Yoshida: "Oscillation of purtial functional differential equations" Math. J. Toyama U.20. 107-139 (1997)