1997 Fiscal Year Annual Research Report
高圧部分子混合気流中の超音速飛行体によるデトネーション開始条件
Project/Area Number |
09650220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
じゅ 詒光 東北大学, 大学院・工学研究科, 講師 (60261468)
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Keywords | デトネーション / 超音速飛行体 / 高圧 / 部分子混合 / 開始条件 / 反応機構 |
Research Abstract |
平成9年度の研究成果は第三回ラム加速器のワークショップで発表した。また、最近の成果は第27回国際燃焼シンポに投稿した。 (1)超音速飛行体によるデトネーションを数値的及び理論的に解析した。デトネ-ショ開始条件を定める理論式が得られました。この解析によって、デトネーション開始の条件はエネルギー限界と化学反応限界によって決まることが明らかにされた。得られた理論結果は実験値とよく一致することが分かった。 (2)化学反応限界は圧力に依存する。しかし、高圧における素反応のパラメータはまだ十分に分かっていない。本研究は最新の実験データに基づいて、反応HO2+HO2=H2O4の速度定数をまとめた。これによって、酸素水素反応系の新しい反応機構を構築しました。高圧いおいて、水素・酸素系の着火時間を解析し、実験結果と他の反応機構との比較を行った。 (3)得られた反応機構を用いて、デトネーション開始条件を解析した。反応機構によるデトネーション開始条件の影響が無視できないことを明らかにした。 平成10年度はこれらの成果に基づき、当量比の分布が存在する場合のデトネーション開始の臨界幅を解析する。
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Research Products
(1 results)