1997 Fiscal Year Annual Research Report
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09650281
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Chubu University |
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Principal Investigator |
坂田 敏行 中部大学, 工学部, 教授 (80090174)
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| Keywords | スキー / スキーターン / スキー滑走 / スキーの力学 / スキー操作 / スキーロボット / スキー板の変形 / 雪面の変形 |
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| Research Abstract |
スキーロボットを用いた滑走実験結果を参考にして,信頼性のあるスキー滑走のシミュレーション法を開発することが本研究の目的である.平成9年度に行った研究の概要および得られた結果は下記の通りである.1)スキーヤーの身体各部の動作がスキーターンに及ぼす影響を検討できるようにスキー操作モデルを改良した.実際に,スキーヤー各部の基本的な動きは画像解析装置(平成9年度購入設備)により測定し,そのデータを用いてシミュレーションを行い良好な結果を得た.2)足の上下運動によりエッジング動作を行うロボットを開発した.また,スキー滑走時のスキー板に生じるひずみ測定用増幅回路を製作した.さらに,実際のスキー板に近い形状(厚さ分布とサイドカット)のスキー板を製作し実験に用いた.3)滑走実験を行った(平成9年度購入設備である画像解析装置を使用)結果,次の2点は定性的にシミュレーション結果と一致した.a)シューセンターの位置をテ-ル側に移動すればスキー板の回転は大きくなり,トップ側に移動すれば小さくなるが,スキーターンの軌跡はほとんど変化しない.b)スキー板の曲げ剛性が小さければスキーターンの軌跡は小回りとなり,大きければ大回りとなる.上記1)の結果は″Effects of Skier′s Ski Control on Skiing″と題して,上記2)の一部および3)のa)の結果は″Development of Skiing Robot and Its Application to Skiing″と題して,いずれも平成10年2月2日に開催された国際会議International Meeting of Sports Science, Commemorating the 1998 Winter Olympics in Naganoで発表した.平成10年度は1)平成9年度に得られた結果を論文にまとめる,2)スキーヤーに作用する遠心力等を考慮出来るようにシミュレーション法を改良する,および3)スキー板の長さおよび幅のスキーターンに及ぼす影響を明らかにする,予定である.
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[Publications] Toshiyuki SAKATA & Noriyuki TANI: "Effects of Skier′s Ski Control on Skiing" International Meeting of Sports Science, Commemorating the 1998 Winter Olympics in Nagano, Proceedings. (未定). (1998)
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[Publications] Toshiyuki SAKATA: "Development of Skiing Robot and Its Application to Skiing" International Meeting of Sports Science, Commemorating the 1998 Winter Olympics in Nagano, Proceedings. (未定). (1998)
