1998 Fiscal Year Annual Research Report
ニューロン型導電性高分子の電気化学的合成と機能素子化に関する研究
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09650360
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
藤井 正治 愛媛大学, 工学部, 助教授 (00127911)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有井 清益 愛媛大学, 工学部, 教授 (20036403)
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Keywords | 導電性高分子 / フラクタル / ニューロン / デバイス / ウェーブレット |
Research Abstract |
平成10年度の研究成果で次のような知見が得られた。 1. 8個のニューロン型導電性高分子でネットワークを作成し,パス部の重みを第3電極を用いて変化さすことによってネットワークの特性を変えることができることを確認した。またこのときのネットワークの形は重合条件に依存しているため重みが変化しているときでも常に変化している。 2. 第3電極を用いずにパス部に学習効果を持たせるための1方法としてゲルの性質を利用する方法を用いた。パス部に直流を印加するだけでは大きな変化はなく外部の影響を受けるが,パルスをその前に印加しておくことによりパス部にその履歴を残すことが可能であることが確認された。 3. 成長過程を相関関数とウェーブレットを用いて局所フラクタル次元分布を求めることにより,成長過程で成長モードが変化したことやそれが生じている場所などを具体的に示すことが可能となった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] M.Fujii et al: "Fundamental Properties of Neuron-like Conducting Polymer" International Conference on Sience and Technology of Synthetic Metal. 148 (1998)
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[Publications] 藤井 他: "ウェーブレットを用いたニューロン型導電性高分子の局所フラクタル次元分布" 電気関係学会四国支部連合大会講演論文集. 11-2 (1998)
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[Publications] 藤井 他: "ウェーブレットを用いたニューロン型導電性高分子の成長過程の解析" 電子情報通信学会技術研究報告. OME98-57〜71. 39-45 (1998)
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[Publications] M.Fujii et al: "Wavelet Analysis of Growing Process of Neuron-type Conducting Polymer" Proc.1st International Conference on Electrical and Electronic Material Engineering. 5-6 (1998)
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[Publications] 藤井 他: "デバイスとしてのニューロン型導電性高分子の機能" 電気関係学会関西支部連合大会講演会論文集. 523 (1998)
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[Publications] 藤井 他: "ニューロン型導電性高分子デバイスのパス部制御のための一方法" 電気学会全国大会講演論文集. 1999.3.22.発表予定. (1999)