1997 Fiscal Year Annual Research Report
LANIミュレーシヨン方式ATMネットワーク上のマルチメディア通信に関する研究-性能評価と最大コネクション・ネットワークに関する基礎研究
Project/Area Number |
09650408
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
成田 美知子 (原山 美知子) 岐阜大学, 総合情報処理センター, 助教授 (30237614)
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Keywords | ATMネットワーク / マルチメディア通信 / 最大コネクション・ネットワーク / ネットワーク性能測定 |
Research Abstract |
本研究の第1の目的は,岐阜大学ATM-LANの性能に関する測定データを集め,LAN Emulation方式の実用上での特質や有効性を評価することである.今年度は岐阜大学で導入したATMネットワークの実験環境整備を行った. ATMでは,クオリティコントロールを行うため,本来トラフィックに関わらず性能が保たれるはずであるが,限界付近での状況を含めて検証するため,データ蓄積型のトラフィック測定環境(MRTG)と,トラフィック測定装置(sniffer)を用いて,瞬間のトラフィックを調べる.現在は予備段階として,ネットワークの通常利用状況の監視を実施している.準備中の評価パラメタとなる環境は次の通りである. 1 ATMネットワークの回線速度,622,155 2 ネットワーク規模:HOPカウント0-3 3 LAN-E性能:Catalyst5000-Cisco7000でLES/SBUS-LEC,Catalys5500LES/SBUS-LEC 4 WAN関連:T1(1.5M)の高速専用回線をはさんだ通信で(PVC,SVC) 5 Catalyst配下|イーサネットの回線速度:10,100 6 端末ホスト干すと機種/性能:SUN,SGI,PC 7 端末ホストのLANボード: 本研究では,ネットワーク機器間の性能評価はpingを利用する.端末間の性能は,アプリケーションを利用する.具体的には,ping,測定ソフトを自作した.さらにマルチメディアアプリケーションとして,TV会議システムにクロマキ-合成を付加した遠隔診察システムjavaによる遠隔診断支援システム(両者構築完了)を使用する予定である. 本研究の第2の目的は,最大コネクションネットワークの構成方法を考案し,それにもとづいた最適ネットワークの実現であるが,実際のネットワーク構成は,最大コネクションだけでは定まらないため,同一機器構成での最大コネクションネットワークを構築し,その観点に基づいた実際のネットワークの評価を行う予定である.
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