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1997 Fiscal Year Annual Research Report

知能エージェントによる分散協調型ネットワーク運用・管理

Research Project

Project/Area Number 09650427
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

浦野 義頼  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (80287995)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小館 亮之  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 嘱託(研究職)
Keywords知能エージェント / 分散協調 / ネットワーク管理 / 分散協調型ネットワーク運用・管理
Research Abstract

ベスト・エフォート・サービス型情報ネットワークを対象として、「交渉能力を有する知能エージェントによる分散協調型ネットワーク運用・管理技術」を検討している。次いで、ベスト・エフォート・サービス型情報ネットワークの特性について調査を行った。
また、ネットワーク利用者と提供者の連携(協調と競争)を前提とした分散協調型ネットワークの運用・管理に必要とされる機能の明確化を図った。
さらに、これらの機能を具現化する、知能エージェントのベースとなるモ-バイル・エージェントの検討を行った。すなわち、実際のネットワーク上に、モ-バイル・エージェントが動くエージェント・ネットワークを構築した。具体的には、モ-バイル・エージェントは各ホストに構築されたモ-バイル・エンジン(セルと呼ぶ)上で動作し、セルを通して相互通信を行うものである。
本システムはJavaで記述されているため、モ-バイル・エージェントはJavaの実行環境を備えたホストであれば、そのプラットフォームやOSの如何に関わらず動作可能である。また、モ-バイル・エージェントはJava appletを用いて実装されているため、一般には移動先のホストのローカル資源へのアクセスが禁止されるが、Agent/Servantの導入でその問題の解決を図った。
今後はモ-バイル・エージェントに高度のインテリジェンスを付与し、また複数エージェント間でのネゴシエーションを可能とし、分散協調型ネットワーク運用・管理への適用を検討する予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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