1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09651019
|
Research Institution | Nagasaki Institute of Applied Science |
Principal Investigator |
慎 燦益 長崎総合科学大学, 工学部, 教授 (20086391)
|
Keywords | 転覆 / 海水打ち込み / 連成運動 / シミュレーション / 船体運動 / 滞留水 / 復原性 / 横安定性 |
Research Abstract |
平成11年度には主として次のことが明らかになった。 1.縦波中において横揺れを含む横運動と縦運動が連成する場合の連成運動方程式を用いて、縦波中の横運動、特に転覆に関係の深い横揺れと転覆現象をシミュレートするためのコンピュータ・プログラムを作成し、コンピュータ・グラフィック上でのシミュレートを試みたが、検討しなければならない問題はあるものの、可能である。 2.水槽実験時に録画した縦波中の横運動と縦運動の連成運動とコンピュータ・グラフィック上でシミュレートした縦波中の横運動と縦運動の連成運動を比較、検討したが、転覆現象をシミュレートすることは、甲板上への海水打ち込みやその挙動まで考慮しなければならず、解決しなければならない問題が残っている。
|
Research Products
(3 results)
-
[Publications] Chan Ik Shin: "EXPERIMENTAL INVESTIGATION ON CAPSIZING OF A PURSE SEINER IN BEAM SEAS"Proceedings of the 6-th International Conference on Stability of Ships and Ocean Vehicles. Volume I. 113-119 (1997)
-
[Publications] Chan Ik Shin: "Prediction of Shipping Water on deck of Ships"Proceedings of the 7-th International Conference on Stability of Ships and Ocean Vehicles. VOLUME A. 190-205 (2000)
-
[Publications] 慎 燦益: "まき網漁船の復原性と転覆について"西部造船会会報. 第99号. 91-101 (2000)