1999 Fiscal Year Annual Research Report
東北日本海側中山間地域の国土管理計画作成における地理情報システムの活用
Project/Area Number |
09660151
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Research Institution | YAMAGATA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
高橋 教夫 山形大学, 農学部, 教授 (70179505)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野堀 嘉裕 山形大学, 農学部, 助教授 (80237867)
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Keywords | 地理情報システム / 森林計画 / リモートセンシング / 土地利用 / ランドサット / 地表温度 |
Research Abstract |
1.櫛引町の社会経済的状況、土地利用に関する調査 人口および農業を中心として産業に関する統計情報を収集・整理した。とくに農業集落に関する情報を整備した。 2.土地利用、森林管理に関するGISデータベースの構築 地理情報システム・ソフト「ARC/INFO」および「ArcView」を使用し、植生図および森林計画図を図形データとしてコンピュータに入力した。さらに、土壌図の入力を推進した。これにより、森林の現況と植生図を視覚的に表示し、解析することが可能になった。 3.ランドサットTMデータを利用した庄内地域の土地利用に関する調査分析 櫛引町を含む広い範囲の地域、すなわち庄内地域を対象に、人工衛星ランドサットTM画像により、庄内地域の土地被覆形態を分類した。さらに土地被覆形態別の温度特性を把握するために地表面温度の分布図を作成し、土地被覆形態と温度特性の経年変化および季節変化について検討した。その結果、(1)1986年から1999年にかけて拡大した市街地は旧市街地に比べて地表面温度が低い、(2)土地被覆形態別の地表面温度の差は4月から10月にかけて小さくなる、こと等が明らかになった
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Research Products
(1 results)