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1997 Fiscal Year Annual Research Report

新規糖転移酵素遺伝子の探索及び単離に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09660360
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

吉田 元信  近畿大学, 農学総合研究所, 助教授 (80192425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 千代 豊  (株)機能性ペプチド研究所, 研究員
Keywords糖転移酵素遺伝子 / ディファレンシャルディスプレー法 / 糖鎖欠損突然変異株 / 粘菌細胞
Research Abstract

本研究は粘菌細胞の踏査欠損突然変異株を用いて、野性株AX2とのディファレンシャルディスプレー法により新規糖転移酵素遺伝子の単離を目指すものである。
小麦胚芽レクチン(WGA)反応ネガティブ糖鎖欠損変異株HG794と対象株としての接着分子欠損変異株HG764および野生株AX2のそれぞれの発生3時間細胞から全RNAを単離し、ディファレンシャルディスプレー法を実施した。GenHunter社のRNAmap^<TM>キットを用い、5′側プライマー20種、3′側プライマー4種の80種のプライマーの組合せで反応を行った。有意差のあるバンドを切り出し、PCRにより増幅し、pBluescriptIIにクローニングした。また、DNAシーケンスは3′側、5′側両方向から実施した。その結果、3′側プライマー/5′側プライマーの組合せで、T_<12>MT/AP11により新規遺伝子2種、T_<12>MG/AP11で新規遺伝子1種、T_<12>MG/AP3で新規遺伝子1種、T_<12>MT/AP17でactin-bundling protein遺伝子、T_<12>MA/AP5およびT_<12>MC/AP5でホスホジエステラーゼインヒビター遺伝子が野生株AX2、突然変異株HG764と糖鎖欠損突然変異株HG794との間で有意差のある遺伝子として同定、単離できた。
T_<12>MT/AP11により同定できた新規遺伝子はヒトマンノース受容体と38%のホモロジーを有していた。現在のところ、新規遺伝子の4種が新規糖転移酵素遺伝子の有力候補遺伝子と考えて、これらの最長遺伝子を単離し、解析を進めていく予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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