1997 Fiscal Year Annual Research Report
6°ヘッドダウンベッドレストにおける圧受容器反射と脳循環動態の検討
Project/Area Number |
09670078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
亀谷 学 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教授 (60169638)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 俊雄 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (30277983)
渡辺 みどり 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (80257360)
加茂 力 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (20224701)
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Keywords | ヘッドダウンベッドレスト / 圧受容器反射 / 体循環動態 / 脳循環動態 / ネックサクション / 模擬無重力 / 適応反応 |
Research Abstract |
平成9年度は,11月以降の研究開始となったため,6度ヘッドダウンベッドレスト(HDBR)への急性適応反応を調べる本実験に先立ち,実験機器および既在解析装置の整備と試行,さらに実験プロトコールの確認のため,健常ボランティア(健常若年男性3名)を被験者としてパイロット実験を行った. (1)実験機器整備:今回導入したチルトテーブルTES-002(東永電機株式会社製)に被験者を仰臥位とし,ネックサクション装置,心電図,トノメトリ法血圧脈波,経頭蓋的超音波ドプラ法脳血流速度,局所脳酸素飽和度および呼吸測定装置を装着し,チルトテーブルを水平位から6度ヘッドダウン状態とした.被験者の身体と測定器具にずれが生じないこと,および各測定装置の結線,作動状況を調整し,データを収集した. (2)解析装置整備:得られたデータを既存の解析装置を用いて時系列解析および統計解析を行い,本実験においても解析に問題がないことを確認した. (3)パイロット実験:HDBRの時間および頚動脈洞圧受容器反射刺激(ネックサクション負荷)の回数と強度の妥当性を確認するために,本実験と同時のプロトコールを用いてパイロット実験を行った.被験者は本実験プロトコールを完遂し,安定した測定データの記録および妥当な解析結果が得られた.
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