1997 Fiscal Year Annual Research Report
肥満学生の20年〜40年後の疾病異常率についての疫学調査
Project/Area Number |
09670390
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
戸部 和夫 岡山大学, 保健管理センター, 教授 (60135978)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 一陽 岡山大学, 保健管理センター, 講師 (70199743)
小倉 俊郎 岡山大学, 保健管理センター, 助教授 (80214097)
|
Keywords | 肥満 / 疫学調査 / 予後調査 / body mass index / 健康診断 / 大学生 / 疾病異常率 |
Research Abstract |
肥満と疫病異常との関連を明らかにする目的で、大学入学時の体型(肥満)と成人期の検査異常や疾病異常、更には生命予後との関連を調査検討する準備を行なった。 1)昭和30年以降平成7年まで5年毎に保管してある入学時健康診断票総数13528人(受診率98.8%:男9337人 女4191人)のbody mass index(BMI:体重_<[Kg]>÷身長_<[m]>^2)を求め、大学生のBMI判定基準を検討し、大学生の体型の推移を報告した(医学のあゆみ3月号,1998年)。 2)学生総数13528人のうち、卒業者名簿で現在の住所がわかっている8760人を対象に、1998年1月14日にアンケート文書を作成して、往復郵便にて郵送した。 アンケート内容は、現在までの体重の変遷、検査異常、疾病異常、生活習慣などA4版2枚にまとめ、調査の主旨及び依頼文を添付し送付した。 3)アンケート返送〆切りは2月15日であるが、3月3日現在、届け先不明にて返送された690通を除く8040通中3722通のアンケートが回答返送されている(回答率46.3%;3月3日現在)。 4)回答されたアンケート文書をコンピュータに入力し、集計する準備をはじめている。 今後、最終回答率を出したうえで、コンピューターにて集計し、大学入学時の体型別に、10年〜40年後の検査異常率、疾病異常率、死亡率や体型の推移や生活習慣による影響などを検討報告し、肥満の臨床的意義について明らかにする。
|
Research Products
(1 results)