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1997 Fiscal Year Annual Research Report

抗腫瘍剤および放射線照射の細胞障害作用に関する基礎的研究:トポイソメラーゼ変異細胞におけるアポトーシス制御機構の解析

Research Project

Project/Area Number 09670826
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

船曳 哲典  横浜市立大学, 医学部, 助手 (20264616)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 生田 孝一郎  横浜市立大学, 医学部, 講師 (80159590)
佐々木 秀樹  横浜市立大学, 医学部, 助教授 (50106316)
Keywordsトポイソメラーゼ / アポトーシス
Research Abstract

【細胞周期とアポトーシス】
以下の方法によりアポトーシスの定量をおこなった。すなわち目的とする細胞を固定した後,TdTによりBrdUを取り込ませ,次いでFITCをラベルした抗BrdU抗体と反応させてFACSを用いて解析し,細胞に取り込まれたBrdU量をアポトーシスにより断片化したDNAの指標とした。
また細胞をPI染色しFACSを用いてDNA量を定量し,Brdu値とPI値を二次元表示することによりアポトーシスが細胞周期のいかなる段階でおきているかを知ることができた.
【薬剤耐性細胞におけるアポトーシス】
ヒト白血病細胞の野生株とトポイソメラーゼIIαに変異を持つ薬剤耐性株を抗がん剤で処理したところ,両細胞ともアポトーシスは主としてG2/M期に誘導されることが明らかになった.
【平成10年度の研究計画】
最近アポトーシスに先だってトポイソメラーゼIIαの発現量が減少することが明らかにされた.トポイソメラーゼIIαの減少がアポトーシスの引き金になっている可能性もあることから,トポイソメラーゼIIαに変異を持つ薬剤耐性細胞を用いてサイクリン,P53などの細胞周期制御因子やFAS,Bc12などアポトーシス制御因子の発現を経時的に検討したい.

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] Xiao-Tang・Kong: "Consistent detection of TLS/FUS-ERG chimeric transcripts in acute myeloid leukemia with t(16;21)(pll;422)and identification of a novel transcript" Blood. 90. 1192-1199 (1997)

  • [Publications] 後藤 裕明: "小児急性白血病,悪性リンパ腫に対する同種末梢血幹細胞移植" 日本小児血液学会雑誌. 11. 356-361 (1997)

  • [Publications] 生田 孝一郎: "double allogeneic PBSCTを施行した再発ALLの一女児例" 厚生省がん研究助成金 平成8年度研究報告書. 111-113 (1997)

  • [Publications] 船曳 哲典: "症例に学ぶ肝臓病学、骨髄移植後に腹痛を訴え,腹水,黄疸を認めた女児" 新興医学出版社, 印刷中 (1998)

  • [Publications] 船曳 哲典: "小児がん,小児のホジキン病" 医薬ジャーナル社, 印刷中 (1998)

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Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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