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1997 Fiscal Year Annual Research Report

膠原病における抗カーボニックアンヒドラーゼ抗体の意義

Research Project

Project/Area Number 09670904
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKawasaki Medical School

Principal Investigator

植木 宏明  川崎医科大学, 医学部, 教授 (30069017)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 垂水 千早  川崎医科大学, 医学部, 助手 (00289159)
延籐 俊子  川崎医科大学, 医学部, 講師 (20289185)
Keywords自己抗体 / エピトープ / カーボニックアンヒドラーゼ / 膠原病
Research Abstract

〔目的〕カーボニック・アンヒドラーゼ(CA)I及びII分子上の、RAD患者及び健常人血清が認識するエピトープを検索した。
〔方法〕ヒトCAI及びIIの一次構造より、各々アミノ酸15〜16個からなるペプチド断片を作成、ウシアルブミンと結合させたものを抗原とし、抗CA抗体を有するRAD患者及び健常人血清をELISA法にて検討した。
〔結果〕RAD血清では、CAI、IIとも分子上、亜鉛核を囲む酵素活性部位、及びN端のα-helixが認識されていた。一方、健常人における抗CA抗体はこれとは別にCA分子のC端を認識した。データベースの検索から、CAII上のエピトープのアミノ酸配列にスピロプラズマのカプシドタンパクと類似性を認めた。これに相応するペプチド断片を作成、検討したところ、抗CA血清の80%が反応性を有していた。また経過観察中の患者血清にてCA分子上のepitope spreadingも観察された。
〔結果〕RAD患者における抗CA抗体のエピトープを明らかにした。自然発生抗CA抗体とは明らかに異なっていた。また酵素活性部位が認識されており、抗CA抗体が酵素活性阻害し得ることを裏付けた。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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