1997 Fiscal Year Annual Research Report
オーダリングシステム端末を利用した画像添付型レポーティングシステムに関する研究
Project/Area Number |
09670958
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
鈴木 豊 東海大学, 医学部, 教授 (70019967)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
那須 政司 東海大学, 医学部, 助手 (70287093)
柳町 徳春 東海大学, 医学部, 助手 (70230274)
岩田 美郎 東海大学, 医学部, 助手 (40146692)
中村 正彦 東海大学, 医学部, 教授 (40096243)
|
Keywords | 画像圧縮 / 画像転送 / オンラインレポート |
Research Abstract |
平成9年度は、下記のように主として画像圧縮とレポート作成の領域に重点をおき、研究をすすめた 1.画像圧縮に関する検討 (1)超音波、単純X線写真などアナログ系のイメージをディジタルカメラを介してコンピュータ入力し、圧縮比の異なるイメージを作成し、画像の劣化度について評価した。現在、各イメージ系についてて典型的所見を呈する症例をもとに診断上支障を来さない最大画像圧縮比を求める作業を実施している。血管造影フィルムの場合、非圧縮でも、通常のパソコンのCRT上で診断することは、かなり困難であるという結果を得ている。胸部X線写真も全体像を通常のCRT上で診断するのは、困難であり、病変部を拡大した画像を追加する必要のある。 (2)CT、MRI、核医学などディジタル画像系のイメージは、オンラインでコンピュータに取り込み、代表的症例について(1)と同様の評価を実施すると共に、パソコンのCRT上に表示した画像とフィルム上のそれとの差異について検討している。CTイメージ、核医学イメージは、1/10圧縮画でもレポートに添付する画像として、画質は十分満足できる。核医学イメージの場合、対象となる臓器によっては、カラー表示が添付画像として適している。 2.レポート作成に関する検討 (1)簡便性、汎用性、読み易さ、添付する画像との適合性の観点から、レポートフォーマットの設計に着手し、現在作業を継続している。 (2)画像を診断し、レポートを作成する者の立場から、簡便且つ迅速なテキスト作成法および画像添付法について討議を重ねている。
|