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1998 Fiscal Year Annual Research Report

成長ホルモン放出ペプチドおよび成長ホルモン放出ホルモン受容体の発現調節機構の解析

Research Project

Project/Area Number 09671059
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

置村 康彦  神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (30204100)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 千原 和夫  神戸大学, 医学部, 教授 (00107955)
Keywords成長ホルモン / 成長ホルモン放出ペプチド受容体 / 成長ホルモン放出ホルモン受容体 / 下垂体 / Pit-1 / 遺伝子発現
Research Abstract

1、 GHRH受容体遺伝子の発現調節機構の解析
9年度に行なった下垂体特異的発現調節機構の解析に続き、GHRH受容体遺伝子5'上流配列をもつレポーター遺伝子をGH3細胞にトランスフェクトし、各種ホルモン刺激のGHRH受容体遺伝子発現に及ぼす効果を検討した。その結果、エストロジェン、デキサメサゾンがその発現を抑制することを見い出した。5'上流配列デリーションレポーター遺伝子を用いて解析したところ、それらのホルモン応答領域にエストロジェン反応性エレメント、グルココルチコイド反応性エレメントのコンセンサス配列は見いだせず、どのような機構により抑制するのか興味がもたれる。現在、エストロジェンおよびグルココルチコイド受容体がその領域に実際に結合するか、FootPrint法、Mobillty Shift法を用いて調べている。一方、それらの領域にほかの蛋白が結合し、エストロジェンおよびグルココルチコイドの作用を仲介する可能性を考え、その領域に結合する蛋白の同定をも試みている。
2、 GHRP受容体遺伝子の発現調節機構の解析
GHRP受容体遺伝子5'上流配列のクローニングを終了し、本年度は、転写開始点から上流1.2Kの塩基配列を決定した。5'RACE法にて転写開始点を検討し、翻訳開始点から453塩基上流が主たる転写開始点であると推測した。また、5'非翻訳領域にはイントロンが存在することを明らかにした。ルシフェラーゼを用いた機能解析実験で、下垂体細胞において発現すること、翻訳開始点から-734から-608塩基上流の領域が、その発現に重要であることを明らかにした。GHRH受容体遺伝子発現とは異なり、Pit-1の関与については現在のところ明確ではない。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Iguchi G.: "Cloning and choracterization of the 5-flonking region of the human grouth hormone-roleasing hormore receptor gene." J Biol Chem. (in press). (1999)

  • [Publications] Kaji H.: "Cloning and characterization of the 5'-flanking region of the human grawth hormone secretagague receptor gene." J Biol Chem. 273・51. 33885-33888 (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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