1997 Fiscal Year Annual Research Report
骨代謝マーカーおよび遺伝子多型による骨量減少の早期予知に関する研究
Project/Area Number |
09671496
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
萩野 浩 鳥取大学, 医学部・附属病院, 講師 (80208412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下村 登規夫 鳥取大学, 医学部, 助教授 (00216136)
岡野 徹 鳥取大学, 医学部, 助手 (60252871)
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Keywords | 骨量測定 / ビタミンD受容体遺伝子 / 骨代謝マーカー / 遺伝子多型 |
Research Abstract |
1.骨量測定 当科で7年間以上にわたって橈骨骨量測定が可能であった45〜59才の健常女性のうち、骨代謝に影響のある疾患や薬物投与の行われていない53名(平均年齢50.3±4.7歳)の橈骨および腰推骨密度測定を行った。このうち初回測定時に閉経前(PRE群)は26名、閉経後(POST群)は27名であった。橈骨骨量の平均観察期間は10.3±2.2年で、PRE群は全例が観察期間中に閉経に達した。 2.ビタミンD受容体遺伝子の解析 採血および遺伝子解析の同意を得た全対象者のDNAは、EDTA・2Na加血液(最終濃度1.6mg/ml全血)からDNA抽出キットドナクイック(大日本製薬製)を用い抽出した。VDR遺伝子多型についてはMorrisonらの方法に従いVDR遺伝子のイントロン8に存在する制限酵素Bsm I認識部位を含む825bpをPCR法にて増幅した。その後、Bsm Iを用いrestriction fragment length polymorphism(制限酵素断片長多型,RFLP)解析を行った。 3.骨代謝マーカーの測定 骨量測定時に血中の骨形成マーカーおよび尿中の骨吸収マーカーの測定を行った。 4.解析結果 骨量値は初回測定値で、BBおよびbB群とbb群との間で有意な差を認め、BBおよびBb群が低値であった。
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