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1999 Fiscal Year Annual Research Report

骨代謝マーカーおよび遺伝子多型による骨量減少の早期予知に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09671496
Research InstitutionTOTTORI UNIVERSITY

Principal Investigator

萩野 浩  鳥取大学, 医学部, 講師 (80208412)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 下村 登規夫  鳥取大学, 医学部, 助教授 (00216136)
岡野 徹  鳥取大学, 医学部, 助手 (60252871)
Keywords骨量測定 / ビタミンD遺伝子多型 / エストロゲン遺伝子多型 / 骨代謝マーカー
Research Abstract

1.骨量測定
一般住民263名(男性130名、女性133名)を対象に骨量測定を行った。骨量測定は2年間以上にわたって縦断的に測定し、初期骨量値および骨量の変化率を算出した。また測定時に問診を行い、日常生活動作、カルシウム摂取習慣、骨折発生の既往歴について調査した。
2.ビタミンD受容体およびエストロゲン受容体遺伝子多型の解析
長時間(1〜4年)にわたって骨量測定をおこなった一般住民のうち、遺伝子解析の承諾を得た263例のビタミンD受容体(VDR)遺伝子多型についてはMorrisonらの方法に従いVDR遺伝子のイントロン8に存在する制限酵素BsmI認識部位を含む825bpをPCR法にて増幅した。その後,BsmIを用いrestriction fragment length polymorphism(制限酵素断片長多型,RFLP)解析を行った。同時にエストローゲン受容体(ER)遺伝子多型は小林の報告にしたがい、ER遺伝子のPvuIIおよびXbalの制限酵素切断部分をPCRで増幅し、RFLP解析を行った。
3.解析
初期骨量値および骨量変化率とVDR遺伝子多型およびER遺伝子多型の関係を、群間で比較した。同時に、生活習慣と骨量変化率との関係も検討した。
4.結果
骨量初期値は、統計学的に有意ではないものの、VDR遺伝子多型によって差を認めた。また骨量初期値、内分泌疾患の既往、骨折の有無が骨量変化率と有意な相関があった。

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Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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