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1999 Fiscal Year Annual Research Report

ウイルスによる骨感染症の実験的、臨床的研究

Research Project

Project/Area Number 09671515
Research InstitutionDokkyo University School of Medicine

Principal Investigator

早乙女 紘一  獨協医科大学, 医学部, 教授 (20045678)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 酒井 宏哉  獨協医科大学, 医学部, 助教授 (40205711)
Keywordsウイルス / 骨感染 / 実験 / 臨床
Research Abstract

Myeloblastosis-associated virus type2(MAV-2(O)に感染したニワトリはOsteopetrosisを発症し、ウイルスが骨に感染してそのような疾患を引き起こすものと考えられている。MAV-2(O)の受精卵への接種を行い、孵化後X線像で外観異常を示した5羽のニワトリと、osteopetrosisを発症した1羽のwild typeのニワトリから骨を採取しIn situ hybridizationを用いてウイルスの骨への感染の証明を試みた。ウイルス接種を行った5羽中4羽のニワトリとwild typeのニワトリの骨にウイルスの感染が認められた。現在ウイルスのtarget cellを検討中である。
Sterno-cost-clavicular hyperostosisの5臨床例について、4年間に亘りパラミキソウイルスの抗体価を測定してきた。全例とも依然パラインフルエンザウイルス3型の抗体価は常に高値であり、3例はサイトメガロウイルスの抗体価が高値である。本疾患についてはさらに1例追加となり23例の患者を見ており、その都度抗体価を測定している。現在のところ測定した症例は全てパラインフルエンザウイルス3型の抗体価が常に高値である。以前の症例で既に採取してある3例の標本はすべてパラフィン包埋されておりそれぞれのウイルスのプローベを作成しIn situ hybridizationを行うために試みているがうまく行っていない。最近の症例について骨標本を得たいが骨生検の承諾が得られず行っていない。

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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