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1997 Fiscal Year Annual Research Report

職種別農業従事者の頸椎変性疾患の発生状況に関する疫学的研究

Research Project

Project/Area Number 09671528
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

石橋 和順  久留米大学, 医学部, 助手 (20193352)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 薗田 恭輔  久留米大学, 医学部, 助手 (00289464)
高森 博照  久留米大学, 医学部, 助手
有吉 護  久留米大学, 医学部, 講師 (50184297)
Keywords変形性頚椎症 / 頚部神経根症 / 頚部脊髄症 / 調査票
Research Abstract

我々の調査理由の一つに、一般的に頚椎変性の程度と症状発生の間には相関は認められず、変形性頸椎症における症状発現に、職種の違いなどから生じる作業時の肢位や動作などの動的因子の関与が考えられているからであるが、我々が分類した調査対象群では、動的因子への曝露状態に差が認められるため、それぞれの群において、いかなる時期から症状が発現し医学的治療を要するようになるかをprospectiveな調査から観察するには、その調査期間を適切に設定しなければならない。このため今回、本調査に先立ち、当科にて頚部神経根症あるいは頚部脊髄症で加療され、それらの原因が頚椎の退行変性と考えられた症例をretro-spectiveに調査し調査期間設定の一助とした。対象は1981年から1996年の間に当院で加療された患者のうち上記の条件を満たしていた875例である。調査は、(1)我々が作成した調査票によるアンケート調査と(2)直接検診により行った。調査票は、当院での治療開始までの既往歴、現病歴、などの医学的内容に加え、幼少時からの家屋や通学方法などを含めた生活環境の変遷、運動種目などの身体活動の内容とその変遷、職種の内容とその変遷など、頚椎への負荷因子と考えられるものが網羅できるように作成した。直接検診は(1)の調査票によるアンケートが回収できた者に対して施行し、整形外科的理学所見、機能撮影を含めたX線検査を施行し、必要に応じて頚椎のMRIを追加した。また作業時の肢位を再現させ普通写真と同状態でのX線写真を撮影した。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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