1998 Fiscal Year Annual Research Report
同種、異種、虹彩色素上皮の網膜下腔移植における組織的、機能的検索について
Project/Area Number |
09671818
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
園田 靖 東京医科大学, 医学部, 講師 (50206687)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 智子 東京医科大学, 医学部, 助手 (00297300)
熊倉 重人 東京医科大学, 医学部, 助手 (90271296)
後藤 浩 東京医科大学, 医学部, 講師 (10201500)
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Keywords | 虹彩色素上皮 / 網膜下腔移植 |
Research Abstract |
平成10年度は主に、ドナー虹彩を採取し、その細胞を網膜下に移植する技術的アプローチの取得に主眼を置いている.同種同系モデルとしてFisher344ラットを、同種異系モデルではDAラットをドナーとして用い、レシピエントはFisher344ラットを用いている.異種移植ではドナーとしてB57/BL6マウスを、またレシピエントとしてはFisher334ラットを用いている.ドナー眼より虹彩を採取後、トリプシン処理によってsingle cell suspensionを施行し、得られた細胞は経硝子体法と経強膜法によって30ゲージ針を用いて実体顕微鏡下にて網膜下腔への移植を試みている.現在、手技の取得に主眼をおいている為、移植の為のアプローチにおいて眼球の虚脱や網膜下腔への出血などの出現もあり、移植モデル例は限られた数であるが、経硝子体的アプローチよりも経強膜的アプローチの方が、より眼球への侵襲が少なく、網膜下腔への細胞移植がより簡単にできると考えられる.移植した細胞が、解剖学的、組織学的に網膜下でどのように生着しているかを現在検討中である.
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