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1997 Fiscal Year Annual Research Report

小児固形腫瘍(特に神経芽腫)における細胞内酵素反応の速度論的解析

Research Project

Project/Area Number 09671840
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

山崎 洋次  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70114147)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金井 正樹  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (60256360)
吉澤 穣治  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80261220)
吉田 和彦  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (90191577)
Keywords神経芽腫 / 細胞内酵素 / 酵素反応
Research Abstract

本研究の最終目的は、腫瘍細胞特に神経芽腫細胞のエネルギーを、細胞単位で酵素反応を測定することにより、解析することにある。
今年度は、手術材料から得られた、ヒト正常組織(胃、小腸、大腸、肝臓、脾臓、肺)の酵素反応を測定した。各組織は、材料採取後、すみやかに凍結した。
酵素反応測定装置は、光学顕微鏡に光源として584nmの波長の単色光を用いてステージには温度制御装置を置き、SP500オリンパス画像解析装置をもちいて酵素反応を測定した。アガロースを含む基質液から作製したゲルフィルムを組織切片の上にのせて酵素反応を測定した。バックグランド画像の影響を除くために、基質ゲルフィルムのみの顕微鏡像をイメージプロセッサーに入力し、これを実測値から差し引いた値を測定値とした。測定は10秒間隔で施行した。
結果の一部を示す。胃の壁細胞の反応速度は40.2±4.6μmol/cm^3/min、肝の小葉間静脈周辺肝細胞では105.3±5.2μmol/cm^3/min、中心静脈周辺肝細胞では111±7μmol/cm^3/min、であった。
来年度は、神経芽腫細胞におけるエネルギーを手術検体を用いて測定する予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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