1998 Fiscal Year Annual Research Report
学童期、および思春期における歯周炎発症のリスクファクターの検討
Project/Area Number |
09671964
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
須田 玲子 昭和大学, 歯学部, 講師 (90175414)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 基之 昭和大学, 歯学部, 助教授 (10138414)
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Keywords | 若年型歯周炎 / Early onset periodontitis / リスクファクター / 免疫螢光抗体法 |
Research Abstract |
歯周病発症のリスクファクターの検討のため、前年度に引き続き、基礎データの収集をおこなった。 1. 対象:9歳から14歳の学童およびその母親で同意を得られたもの 2. 臨床診査:代表歯 上下左右1、4、6とし、以下の診査を行った。 Probing depth,Attachment level,Bleeding on prpbing,Plaque Index 細菌検査:6番舌側近心より滅菌ペーパーポイントにて歯肉縁下プラークを採取し、免疫蛍光抗体法にてPorphyromonas gingivalis,Bactroides forthysus,Actinobaccillus actinomycetemcomitanceの有無について検査する。 歯肉溝滲出液採取:6番頬側近心部より歯肉溝滲出液を採取し、MMPs、IL-1β、PGE_2測定を行う(ELISAキット使用)。 3. アンケート調査:食生活、口腔衛生習慣について 前年度において、母親の協力を得るのが困難であり、データ数が少ないため、リスクファクターの同定に至らなかった。そこで、母親に関しては唾液、および口腔粘膜の擦過により、口腔細菌の採取を行うとともに、アンケート調査のみ実施することにし、データ数をさらに増やし、最終年度において、詳しい解析を行う予定である。
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