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1998 Fiscal Year Annual Research Report

銀系無機抗菌剤に関する補綴領域への応用

Research Project

Project/Area Number 09672011
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

田中 孝明  日本大学, 松戸歯学部, 講師 (30207104)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水川 一広  日本大学, 松戸歯学部, 助教授 (40050025)
妻鹿 純一  日本大学, 松戸歯学部, 助教授 (40190946)
Keywords銀系無機抗菌剤 / Actinomyces viscosus / 抗菌作用
Research Abstract

銀糸無機抗菌剤のS.mutansに対する抗菌性が確認されたことより、試料をコーティングすることで同様の抗菌効果が得られるかを検討した。また歯周疾患の原因菌のーつであるActinomyces viscosusを用いS.mutansと同様の抗菌性の確認をおこなった。
コーティング材(429R,740およびベルフィールブライトナー)の物性
1. 各種コーティング材のユニファーストへの接触角は、429R 37.8度,740 28.9度,ブライトナー27.9度であった。
2. コーティング材の比重は、429Rはl.00,740はl.04,ブライトナーは1.07であった。
3. コーティング試料表面のヌープ硬さ(HK)は、429Rで3.88,740は2.31,ブライトナー13.00であった。
4. NMRスペクトル分析により、ブライトナーはMMAとアクリル酸エステルから構成されていた。
Agの元素強度のマッピング
イオンピュアおよびノバロンを練込んだ試料(混入率4%)とブライトナーによりコーティング(混入率4%)した試料表面の元素分析により、練り込みよりもブライトナーでコーティング処理した試料において、より強いAgの元素強度が認められた。
A.viscosusTl4V-SR株に対する抗菌効果
1.イオンピュアおよびノバロンのカップ法によるMICは、それぞれ2.5mg/mlおよび1.3mg/mlであった。
2.イオンピュアおよびノバロンのラップ密着法による検討において、ブライトナーでは429Rや740よりも、低い混入率において抗菌効果が認められた。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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