1997 Fiscal Year Annual Research Report
神経欠損部に応用する人工神経管開発のための基礎的研究
Project/Area Number |
09672078
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
永原 國央 朝日大学, 歯学部, 講師 (90139915)
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Keywords | Schwann細胞 / 細胞培養 / 人工神経管 / poly lactic acid |
Research Abstract |
平成9年度の予定であった、培養系施設を使用しSchwann細胞の培養・同定を完了することができた。初代培養であるが、ラット生後24時間のものを用い、坐骨神経を採取し、collagenase/dispaseを用い細胞の分離を行った。これを10%牛胎児血清を含むDulbecco′s Modified Eagle′s Mediumにて培養を始めた。初代培養できた細胞から、形態学的にクロー化を行った。最終的には希釈法よるクローンを行い単一細胞を得た。細胞の同定にはS-100protein、nerve growth factor receptor(NGF-R)、glial fibrillary acidic protein(GFAP)を使用した。その結果、Schwann細胞と同様の染色性を有する単一細胞であることが判明した。この結果は、学会発表、論文発表の予定である。
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