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2000 Fiscal Year Annual Research Report

歯牙喪失の予測モデル構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09672097
Research InstitutionDepartment of Oral Science, National Institute of Infectious Disease

Principal Investigator

安藤 雄一  国立感染症研究所, 口腔科学部, 室長 (80168046)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 葭原 明弘  新潟大学, 歯学部・附属病院, 助手 (50201033)
Keywords歯の喪失 / リスク要因 / 縦断調査 / 地域住民
Research Abstract

本調査の目的は、地域に在住する成人における歯の喪失の発生率とリスク要因について評価することである。調査対象は新潟県板倉町におる成人歯科健診受診者で、分析対象はベースライン調査(1997年)を受診した有歯顎者724名のうち、3年後に行われた追跡調査を受診した269(男性128、女性141)名である。ベースライン時の平均年齢は60.6歳(SD=12.8)で、男女比はほぼ1:1であった。歯の喪失の有無に関して、個人単位および歯単位で分析し、ベースライン時における口腔診査と質問紙調査との関連についてロジスティック回帰分析を行った。
調査期間中に喪失した歯はベースライン時に口腔内に存在していた歯の4.9%で、喪失が認められた対象者は48%、一人平均年間喪失歯数は0.33本であった。
歯の喪失リスクに関するロジスティック回帰分析の結果、個人単位の分析では、現在歯数が10〜27歯・未処置う蝕を保有・口腔の自覚症状がある・過去1年以内に歯科医院を受診・歯間清掃具を使用していない人たちは、歯を喪失しやすいことが示された。一方、歯単位の分析では、智歯、未処置歯、クラウン(単冠)装着歯、ブリッジ支台歯、動揺歯が喪失しやすいことが確認された。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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