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1997 Fiscal Year Annual Research Report

地域保健での咬合診断と唾液検査を用いた生活習慣病ハイリスク群把握法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09672123
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionThe Nippon Dental University

Principal Investigator

福田 雅臣  日本歯科大学, 歯学部, 助教授 (10189954)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹木 幸恵  日本歯科大学, 歯学部, 助手 (60216877)
Keywords地域歯科保健 / 咬合診断 / 唾液検査 / 生活習慣病
Research Abstract

平成9年度は研究初年度であることから,アンケート調査の整合性を図ることを目的に,青年女子121名を対象とした,生活習慣および健康状態,甘味摂取状況に関するアンケート調査と唾液検査(唾液緩衝能,乳酸菌数,S.mutans数,シュークラーゼ活性)についての調査を実施した。分析については,生活習慣病予防のための口腔保健的アプローチとして関連があると考えれれる口腔保健行動のうち,甘味摂取頻度を目的変数として,生活習慣などとの関連性の分析を数量化I類を用いて行った。その結果,甘味摂取頻度と最も関連があるのはBMIで,以下現在の健康状態,代用甘味料の摂取状況,甘味の食べ過ぎに気をつけているかどうか,飲酒,疲労の状態,甘い物好き,起床時間の順であった。また,代用糖を好んで食べ,BMIが適正でなく,起床時間が遅く,疲労感を持ち,朝食を摂らず,甘いものの食べ過ぎに気をつけていないものが,甘味摂取頻度が高い傾向にあることが明らかとなった。尚,唾液検査との関連性についてては現在,データの分析を行っている段階である。
また,成人を対象とした調査実績については,予定をしていた2ヶ所の保健センターのうち,平成9年末現時点では1保健センターのみで調査を実施となった。しかし来年度は両保健センターでの実施が可能予定である。本年度の実施人数は,男性17名,女子138名の計155名で,調査内容は口腔保健状況(咬合診査を含む),生活習慣に関するアンケート,食事調査である。これらに関するデータは現在入力中であり,また,平成10年度も引き続き実施していくため,データ解析は現時点ではおこなっておらず,来年度のデータが整った時点で解析を開始する予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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