1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09672422
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Health Sciences University of Hokkaido |
Principal Investigator |
齋藤 いずみ 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教授 (10195977)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長浜 亜希子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 助手 (00285545)
宮崎 みち子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (70295913)
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Keywords | 看護行為 / 看護業務 / 看護時間 / 経済分析 / 分娩 / 評価 |
Research Abstract |
平成9年度の研究実施結果 1文献収集 看護行為の分析と経済評価に関する内外の文献を収集した。国内において、看護行為を客観的に測定するための測定ツールの開発に取り組んでいる、開原、筒井らの文献からは有益な示唆を得た。またアイオワ大学におけるNURSING INTERNENTIONS CLASSIFICATIONはアメリカにおける状況の参考となった。 2予備調査 8月に札幌社会保険総合病院で調査に関する説明会を実施し承諾を得た。1週間予備調査を実施した。 3必要備品等 分析に使用するコンピューター、調査に使用するストップウオッチ、消耗品などを7,8月に選定購入した。 4専門的知識の提供7,8月に医療経済学の立場から示唆をいただくために、分娩時の看護行為に関する計画のアウトラインについて、医療経済学研究会で発表した。二木立、大道久、他経済学者、看護経済学の金井パック雅子氏らの助言を得た。一般的な総合病院におけるデーターを初産婦経産婦に分類し、正常な経過、異常な経過をたどった人ごとに分析する方向にアドバイスがあった。また12月にニューヨークで開業している永門洋子氏の協力により医療現場に実際に参加し、アメリカにおける助産婦に対する報酬や保険制度による金額などについて情報提供を得た。 5調査の実施 9月から3月まで札幌社会保険病院で分娩第1期から4期に実施された看護行為の時間を実測するため研究組織員が24時間交代で調査した。
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