1997 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者を対象とした水中歩行の運動処方に関する縦断的研究
Project/Area Number |
09680095
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
清水 富弘 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (10170979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 毅 福岡県立大学, 人間社会学部, 助手 (90254648)
堀田 昇 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (00146797)
大柿 哲朗 九州大学, 健康科学センター, 助教授 (20101470)
藤島 和孝 九州大学, 健康科学センター, 教授 (00108606)
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Keywords | 高齢者 / 水中歩行 / 運動処方 / 骨密度 |
Research Abstract |
<対象>福岡市シルバ-水中歩行実践者82名(男性10名,女性72名) <調査結果>調査対象の平均値は以下の通りであった。年齢57±l1歳,身長157±6.9cm,体重55.9±9.1kg,収縮期血圧128±16.3mmHg,拡張期血圧79±9.6mmHg,体脂肪率22.1±6.3%,脚筋力27.6±7.4kg,閉眼片足立25.4±29sec,長座体前屈12.0±8.7cm,酸素摂取量(エアロバイク)35±l0mi/min,骨密度0.6±0.1%であった。 水中歩行の運動量(時間)により週300分以内およびそれ以上に分け,両群を比較したところ,体脂肪率では少運動群が23.9%・多運動群が22.5%,閉眼片足立では少運動群が15.9秒・多運動群が34.7%,長座体前屈では少運動群が9.9cm・多運動群が13.0cm,酸素摂取量では少運動群が32.3mi/min・多運動群が35.8mi/min,コレステロール(HDL)が少運動群が59.2mg/dl・多運動群が71.1mg/dl,骨密度が少運動群が97.6%・多運動群が99.3%であった。以上の結果から,水中歩行の運動量が多い人ほど体力・生理学的指標が優位である傾向が認められた。
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