1999 Fiscal Year Annual Research Report
「原典対応近代日本スポーツ史検索年表」(仮称)のデータ検索システムの研究
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09680109
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| Research Institution | Nara Women's University |
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Principal Investigator |
小田切 毅一 奈良女子大学, 文学部, 教授 (40093554)
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| Keywords | 検索システム / テキスト・ファイル / 原典対応 / 年表 / スポーツ史 |
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| Research Abstract |
本研究の最終年に相当する今年度は、前2年間に収集した関連情報のシステム化や、その成果をCD=ROM版に編集して、関係者の利用に対応する手だてを中心に、研究や作業を展開した。
ところで本研究で対象とした歴史的諸事象は、もとより、旧来の「競技スポーツ中心」のスポーツ観に基づくものではない。むしろ体育活動としての健康づくりやフィットネスづくりの活動を含めて、典型的には、「スポーツ・フォー.オール」を標榜する時代の社会的な広がりの中で多様な展開をみせている「身体的なレジャー・レクリエーション活動」(広義の「遊び」)をその対象とみなしている。
こうした意味では、むしろ「"身体=運動"文化」とでも言い得るような、身体や運動とかかわった文化的事象(出来事)と言うことが出来るように考えられた。さらに課題を「仮称」のかたちで表記してきた本研究の「原典対応」という言葉については、ここで用いた史料が主に新聞記事となったこと、さらに専門家によって著述された関連文献(原典を使用した文献)がその中心となったこと等もあり、年表形式に集約したデータベースは、「近代日本"身体=運動"文化史検索年表」とでも言い直したほうが適切と考えるに至った。
データは、すべてテキスト・ファイルによって構成されており、全体で3.2メガ程度のボリュームになった。すなわち、「親ファイル」(主要ファイル)としての「年表ファイル」と、いわゆる「参照・子ファイル」としての「新聞記事参照ファイル」(全部で7ファイルから成る、全部で約1.8メガバイトに相当)と「文献参照ファイル」(全部で6ファイルから成る、全部で約0.6メガバイトに相当)から構成されるものが完成した。
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