1998 Fiscal Year Annual Research Report
ネットワーク導入がもたらす教師意識の変化に関する研究
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09680231
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Research Institution | Toyama National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
成瀬 喜則 富山商船高等専門学校, 一般教科, 助教授 (00249773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠川 敏行 富山商船高等専門学校, 情報工学科, 助教授 (90196387)
新開 純子 富山商船高等専門学校, 情報工学科, 助教授 (60179067)
前田 隆 金沢大学, 経済学部, 教授 (40157136)
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Keywords | ネットワーク / テレビ会議 / 費用分担 / 教師意識 |
Research Abstract |
外国の教育機関とのネットワークを活用した共同学習モデルについて,実践を通して検討した.インタラクティブ性の高いツールとして,電子メール,WWWのほかに,ビデオメール,テレビ会議システムを視野に入れて研究を進めた. 1. ネットワークを利用した共同学習モデルの検討 教師が教育活動の場で,どのネットワークツールを使うのが効果的であったかについて事後評価を行うことと,教師の意識向上との関連についての知見を得た.授業をいくつかの場面に区切り,それぞれの場面で利用したツールの効用を自己評価する方法を提案した.また,テクノロジーには初心者であるが,ネットワーク環境を有効に利用することによって教育効果を上げることのできる教師が多いことに着目し,初心者のためのインターネット技術習得のための学習プログラムを開発した.これによって,テクノロジーに対する不安感をとり,積極的活用を支援できるようになった. 2. ネットワーク利用教育に必要な教育環境の提案 ネットワークに対する教師の意識を,アンケート調査などを通して考察した結果,電子メールやWWW等の利用に際して,教師個人の利用頻度には教師によってある程度違いがあるものの,教育への利用は積極的な教師が多いことがわかった.また,テレビ会議システムなどを使って外国の教育機関と交流をすることに対する意欲は非常に高いが,通信費用が問題となっていることがわかった.そこで,複数の学校が参加してテレビ会議を行う場合に,発生する通信費用をどのように分担するのが望ましいか,について前年度に作成したモデルを改良した.
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Research Products
(2 results)